

■建築物に被害を与えるシロアリ
シロアリは建築物の害虫として最も重要なものです。日本では、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの4種類が経済的な被害を与えます。
その中でもヤマトシロアリとイエシロアリは、右図に示したように日本各地に広く分布していて、最も被害の激しい種類です。ダイコクシロアリは奄美大島以南と小笠原諸島に生息し、アメリカカンザイシロアリは
北米からの輸入材とともにしばしば発見されその被害が報告される移入種です
■シロアリの社会
シロアリは、アリやハチと同じく社会生活を営んでいます。コロニーと呼ばれる一つの集団の中には、女王・王および副女王・副王からなる生殖階級、職蟻階級および兵蟻階級などがあり、それぞれにはっきりとした役割分担があります。シロアリは1年に1度いわゆる郡飛を行い、新しい成虫(羽アリ)が巣から飛び出します。皆さんがシロアリの被害に気付かれるのはおそらくこの時がほとんどでしょう。しかし、実際にはこの時にはすでにかなりの被害を受けていると言えます。
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